ふっと飛び込んできた思い出
こんにちは。。
台所で作業していたらふっと、亡き母のことを思い出しました。
下の子を妊娠中に入院する事になり、上の子の面倒を母に頼んだことがあります。
今まで母は一人で姉の暮らしてる関西へもヘルプに行った事がありました。
私のところにも1度くらいヘルプに来て欲しいという甘えもあったかも知れません。
我が家には高速道路利用で2時間位で着くのですが、電車とバスを使うと3時間弱。乗り換えの度にホームの階段を上ったり下りたり。
まして、高い位置にある時刻表も当時70才の母には見えたのであろうか?
めったに電車に乗らない母にとって、乗り換えは大変だったのではと今頃になって思います。
到着しても「疲れた」なんて口にも出しませんでした。
そしておもむろにバッグからラップに包まれた朝焼いたシャケを出してきた。
それを見たとき
「なんで?」
「なんでバックからシャケが出てくる?」
と見えた事でしか母を見なかった。
今思うと、急に行くことになり用意が出来たものがシャケ。
父が「美味しい」と言って食べていた厚みのあるシャケを、孫にも食べさせたかったのではなかったのかな。
そう思うと切なくなる。
来月3月は母の誕生月です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。